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お知らせ

2026/07/28

FORCIX、スイスVoliro AGとの協業を開始

空中接触ロボティクスによるインフラ点検・保全の高度化を推進

株式会社FORCIXは、スイス・チューリッヒを拠点とする空中ロボティクス企業 Voliro AG との協業を開始しました。

あわせてVoliroより、日本国内の対象案件における商用提案、デモンストレーション、PoC(概念実証)活動について、正式なAuthorizationを受けました。

FORCIXは本協業を通じ、風力発電をはじめとする重要インフラにおいて、Voliroの空中接触ロボティクスを活用した高所点検・非破壊検査の実用化を推進します。

Voliroの空中接触ロボティクス

Voliroが開発する Voliro T は、構造物に直接接触し、飛行状態を維持しながら定量的な測定を行う空中ロボティクスプラットフォームです。

風力発電設備では、ブレードのLPS(Lightning Protection System:雷保護システム)に接触し、4線式抵抗測定による定量検査に対応しています。VoliroのLPS検査は通常1基あたり約20~30分で実施でき、少人数での運用、IEC/EN 61400-24に沿った測定手法が示されています。

さらに、UT(超音波厚さ測定)、EMAT(電磁超音波厚さ測定)、DFT(塗膜厚測定)など複数の非破壊検査に対応し、風力発電設備、タンク、配管、プラント、鉄鋼構造物など幅広い重要インフラへの活用が可能です。

背景

脱炭素化に加え、AI・データセンターなどによる電力需要の増加を見据え、再生可能エネルギーの安定的な導入・運用が重要になっています。

日本の2040年度の電源構成では、再生可能エネルギーを4~5割程度、そのうち風力発電を4~8%程度とする見通しが示されています。また洋上風力では、2030年までに10GW、2040年までに30~45GWの案件形成を目標としています。

一方、風力発電設備は大型化・洋上化が進み、日本特有の落雷リスクや、洋上環境における腐食などへの継続的な保全が求められます。高所や洋上での詳細点検には安全性、人員、作業時間、設備停止などの負担があり、O&Mの高度化が重要なテーマとなっています。NEDOも、洋上風力の発電コストの約35%をメンテナンスが占めるとして、運転保守技術の高度化を進めています。

協業内容と今後の展開

FORCIXは、日本のインフラ事業者や保守・点検事業者との技術検討、PoC企画、現地運用、検査ワークフローへの統合を通じ、Voliroの空中接触ロボティクスの実用化を推進します。

今後は、取得した点検データの蓄積・分析やAIによる状態評価・故障予兆なども視野に、InspectionからAsset Intelligenceへとインフラ保全の高度化を目指します。

人が危険な場所で働く前提を、空中ロボティクスで変える。

FORCIXは、先進的なロボティクス技術と日本の現場をつなぎ、安全で持続可能なインフラ保全の実現に取り組んでまいります。


Voliro AGについて

Voliro AGは、スイス・チューリッヒを拠点とする空中ロボティクス企業です。構造物へ直接接触しながら検査・測定を行う空中ロボティクスプラットフォームを開発し、風力発電設備や産業インフラなど、高所・難アクセス環境における点検の高度化を進めています。

Voliro | Drone-enabled non-destructive testing

株式会社FORCIXについて

FORCIXは、空中ロボティクス、AI、接触技術を活用し、風力発電、プラントをはじめとする重要インフラの点検・保全高度化に取り組むロボティクス企業です。

「人が危険な場所で働く前提を、空中ロボティクスで変える。」を掲げ、先進技術の社会実装と、点検・測定データを活用した次世代のAsset Intelligence基盤の構築を目指しています。

本件に関するお問い合わせ

株式会社FORCIX
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